カンカの機能性研究を推し進める第2回国際カンカシンポジウムが、2008年11月27日に近畿大学にて開催され、日本・中国の産官学研究者や企業関係者など約200名が参集し、最新の研究成果が発表されました。
同シンポジウムでは、肝保護作用・血圧降下作用などの機能性の発表に加え、新たな方向性となる「美容・化粧品への応用」が発表され、会場の大きな関心を集めました。
カンカの多様な機能性に美容作用が確認されたことで、一層の発展・展開が期待されます。
- 第2回国際カンカシンポジウム 講演プログラム
カンカニクジュヨウとその肝保護活性成分 - 構造活性相関と作用機作 - | 近畿大学 薬学総合研究所 村岡 修教授 |
|
カンカニクジュヨウの高塩分飼料飼育ラットの血圧、赤血球膜流動性および血液粘度におよぼす影響 | 新疆中薬民族薬 研究所 賈暁光所長 (写真は同研究所 熊元君氏) |
|
カンカニクジュヨウ中のフェニルエタノイド配糖体がアミロイドβ蛋白誘導のPC12細胞の損傷に対する保護作用 | 北京大学 中医薬現代研究所 屠鵬飛教授 |
|
特別講演1 微小循環障害に対する丹参の改善効果とそのメカニズム |
北京大学基礎医学院 中西医結合教研室 韓晶岩教授 |
|
特別講演2 薬用食品にメタボリックシンドローム予防物質を探る - ローズヒップ、甘茶、茶花 - |
京都薬科大学 吉川雅之教授 |
|
カンカニクジュヨウ配合食品と医薬品の相互作用 | 森下仁丹株式会社 研究学術部 長友暁史氏 |
|
カンカニクジュヨウ抽出物の抗酸化能評価 | 大阪樟蔭女子大学大学院 人間科学研究科 北尾 悟教授 |
|
カンカニクジュヨウエキスの化粧品への応用 | 株式会社成和化成 研究学術部 渡邊諒子氏 |